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2013年10月 5日 (土)

月に祈るピエロ。

131004_185235 ハバネロペッパー。

ずっと探していたのだが、最近はどこでも見かけなかった。やっとイオンで見つけて買った。何か問題でもあったのか、ただ品が回りにくかっただけなのか・・・ともかく辛党の復活だ。

久しぶりにゆったりと休日を過す。「月に祈るピエロ」を見たよ。舞台の郡上は、それなりに馴染みのある所だし、常盤貴子はますます美人だし。少し時間が短い感があったが、こういうドラマは気恥ずかしいな。

月に祈るピエロねぇ。曲芸師(でした?)か何かに恋の言葉を教え、自分が好きな人が出来た時には、恋の言葉を使い果たしその恋は潰えたってな事をドラマ中で語っていた。曲芸師の他にも多くの人に恋の言葉を伝えたのでしょうな。

僕も少し、物語を紡いでみようか。

その昔、恋の言葉を紡ぐピエロがいました。仲間の曲芸師を始め色んな人達に恋の言葉を伝えたピエロは突然、何も喋らなくなりました。人々は、「人に言葉を与えすぎた為、自身は言葉を無くしてしまった」と噂しあいました。ある者は少しの同情を。ある者は過ぎし事と無関心に素通りしました。また、「自身は恋に破れてしまったので無気力になった」と言います。ピエロは恋の言葉以外には、得意なものが無かったばかりか、他の人より物事を上手くこなせませんでしたから・・・。

ピエロは魔境の悟りに達したのでした。どれだけ恋の言葉を紡いでみても、人々に素晴らしい結果が起きなかった事に。変われなかった人々に。紡ぐ意味を無くしてしまったのです。それでも、ピエロは生きなくてはなりませんでした。絶望は死ぬ理由にならないと知っているからです。そこでピエロは全てに無関心になりました。それでも、いつか又、恋の言葉を紡ぎ日がくるかも知れないという細い希望の糸を握りながらです。

それから幾年が経ちました。ボロボロになったピエロは真に悟りました。これが人なのだと。だからこれで良かったのだと。恋の言葉を教えても教えなくても、人は人なのでした。語っても語らなくても何も変わらない。それでいいのだと。

それからピエロは語りたいときに語り、語りたくない時には口を閉ざします。眠いときには眠り、眠くないときにはいつまでも起きています。関心があるでも無く、無関心でも無く。

特にお金持ちになった訳ではありません。偉くなったのでもありません。

それでもピエロは満たされているのでした。

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